納得!えりかの快適Diary

2017年04月17日

心地良い暮らしを実現する間取り

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家は、食事をしたり、家事をしたり、本を読んだり、寛いだりと様々な行為を行う所です。これらの生活行為がスムーズにできて、快適な暮らしができるかどうかは、家の間取りと密接な関係があります。家作りは一生に一度の大きな買い物です。

居心地の良い住まいの実現を目指してじっくりと考え、家族みんなが快適で幸福な生活を送れる間取り作りに挑戦しましょう。家は、LDKや水周りなど家族みんなで使うファミリーゾーンと、子供部屋や寝室など個人で使うプライベートゾーン、廊下や玄関などの移動ゾーンに分けられます。

3つのゾーンの繋がりを念頭に置き、其々の配置を決める作業をゾーニングと呼びますが、このゾーンにングが成功すれば暮らしやすい住まいを手に入れることができます。1日の家族の動線を思い浮かべてプランを練りましょう。間取りを考える時は、6畳の部屋、8畳の部屋と組み合わせてプランするのはなく、動線を考えながら自由な発想で図面を描いていきましょう。思いきってオープン感覚にしたり、玄関ホールや廊下をなくして部屋の1部に組み入れたりすると、個性的で広々とした空間が得られます。リビングは、家族みんなが集まって寛ぐ、住まいの中心ともいえる場所ですから、間取りを考える場合は最優先するべきです。リビングから他のスペースへの動線を考えて間取りを決めていきましょう。最近は、採光やプライバシーを守るため、2階にリビングを置く人も増えています。ダイニングでまず考えることは、キッチンやリビングと分離するかどうかです。お客さんが多い家ではキッチンが丸見えになる配置は避けたいでしょう。また、子供が小さいなら、キッチンを対面式にすると、子供が遊んでいる様子を見守りながら料理できます。美味しく食事をするためになるべく日当たりの良い明るい場所に配しましょう。キッチンはダイニングと隣接させるのは当然ですが、オープンかセミオープン、または独立型にするかを決めます。家事労働の比重が最も大きな場所ですから、他の家事スペースとの動線も短くします。スペースに余裕があれば、家事室を確保したり、キッチンサイドに物干しベランダがあると大変便利です。和室はゴロンと寝っ転がってのんびりするのに最適のスペースです。最近では純和室ではなく、LDと一体感をもたせた和洋折衷の和室を取り入れる人も増えています。洋室に比べると割り高ですが、和室は客間と兼ね合わせて多目的に使用できるというメリットがあります。泊りのお客さんが多い家では便利に使えます。